いつも冒険企画局公式アンテナショップ「冒険販売部」をご利用いただきありがとうございます。
今日は新人スタッフ達が『誰かのために成りかわるTRPG「バケノカワ」』を初めて遊ぶようです。
その様子をちょっとだけ覗いてみましょう。
記事の最後には平野先生からのひと言コメントもいただいておりますのでお見逃しなく!
◆ゲームデザイナーの紹介
平野累次(ひらの・るいじ)
冒険企画局所属のゲームデザイナー・ライター。
カッコイイからカワイイまで幅広い作風が魅力。
好きなキャラクターの関係は「兄と妹」あるいは「双子」。
【主な著作】
■TRPG
・『超次元カードバトルRPG カードランカー』シリーズ(新紀元社)
・『駆け出しアイドルRPGビギニングアイドル』シリーズ(新紀元社)
・『異世界TRPG伝説 ヤンキー&ヨグ=ソトース』シリーズ(新紀元社)
・『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』シリーズ(新紀元社)
・『先輩後輩TRPG エネカデット』シリーズ(新紀元社)
・『誰かのために成りかわるTRPG バケノカワ』(KADOKAWA)
■書籍
・『ぼくの教室はふしぎ列車』(KADOKAWA)
・『ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科』 (角川つばさ文庫)
・『ハイスクールTCGガールズ ーシスコンの兄は闇TCGチャンピオンー』(徳間書店)
◆商品紹介
誰かのために成りかわるTRPG
バケノカワ
2,200円(税込)
ふしぎな遊園地のキャストを演じるのはあなた。
その正体は―――カイブツ。
幻想的でおとぎ話のような物語やロールプレイをじっくり楽しめる平野累次先生の最新TRPG作品!
みんなを笑顔にする、夢のパレードを始めましょう!
◆システムページ(外部リンク)
◆サポートページ(外部リンク)
① 一緒に遊ぶ仲間を集めよう!
『バケノカワ』はGMとPLを合わせて4人で遊ぶゲームだよ!
それなら今日は僕がGMをするよ!
人数が固定されているから、GMを交代しながら遊ぶのも楽しそうだね。
僕たちPLは「人間を楽しませたい」と思っている存在、『カイブツ』になるんだね。
今日は初めてだから、ルールブックに載っているサンプルシナリオ「傘を差さなかった日」を遊んでみよう。
② 必要なものを用意しよう
各PLが必要になる道具を準備してみたよ。
シート類はサポートページから印刷したよ。
サイコロやコマなんかは、アプリやWEBサービスでも代用できるね!
今回のコマはアクリルコマシリーズ「歯車の塔の探空士」空賊+セットを使ってみよう。
道具が揃うとワクワクするなあ。
●PL1人が準備するもの ・ルールブック … B6判サイズで持ち運びにも便利なサイズ。 ・サイコロ … 1人につき6面体×3個、10面体×3個。 ・コマ、筆記用具 … 自分の好きなものを使おう。 ・キャラクターシート … 1枚。PCの「カイブツとしての姿」を描くシート。 ・バケノカワシート … 1枚。PCの「人間としての姿」を描くシート。 ・ワンダートークン … 12個。数値管理ができればなんでもOKだよ。 ・サプライズカード … 3枚。 |
③ キャラクターシートを作成しよう
PCの「カイブツとしての姿」を描くシートだね。
「ワンダーランド」には4つのパビリオンがあって、自分の「カイブツ」はそれらのパビリオンに合わせたモチーフとなっているんだね。
どれにしようか迷っちゃうなあ。
●パビリオン一覧 ・アンデルセンタウン…アンデルセン童話をモチーフにしたエリア ・アリスランド…『不思議の国のアリス』シリーズをモチーフにしたエリア ・グリムアドベンチャー…グリム童話をモチーフにしたエリア ・オズマジックワールド…『オズの魔法使い』シリーズをモチーフにしたエリア |
なるほど。どのパビリオンを選ぶかによって修得できる「カイブツスキル」が違うんだね。せっかくだから皆で相談しながら決めよう!
ルールブックのルールパート「BAKENOKAWA MEMO」には、確認事項がシンプルにまとめられているから、シート作成の手順がわかりやすいね!
④バケノカワシートを作ってみよう!
あれっ?
PLが作るのはキャラクターシートだけじゃないの?
僕達「カイブツ」は、死んでしまった人間と『大切な人たちを悲しませない』という契約をして、その人間の外見を形作る「バケノカワ」を被って地上に出ることができるんだよ。
だから、ワンダーランドで働く僕達は二つの顔を持っているんだ。
そう! PC達は、GMが指定する「チェインPC」と、PLが自由に決める「アシストPC」に分かれているんだ。
「チェインPC」はGMがバケノカワシートを作成するよ。「アシストPC」はサンプルバケノカワを使用するか、規定に倣って自作しようね。
初めて遊ぶときにサンプルがあると助かるなあ。
僕は今回はこれを使ってみよう!
よし! 僕は自作してみるぞ!
・ ・ ・
PLの準備はこれで完了!
GMさんもシナリオやセッションの用意ができたみたいです。
こうして彼らの楽しいパレードは幕を開けるのでした……。
いかがでしたでしょうか?
皆さんも是非『バケノカワ』を遊んでみてください!
最後に平野先生からコメントをいただいております!
● 平野累次先生からの一言
デザイナーの平野累次です。
『バケノカワ』の舞台は遊園地! ということで、楽しげなルールブックを目指してみました。
「死亡した人間のために、大切な人たちを笑わせる」ゲームなのでテーマ的にはちょっと重たいのですが、それはそうと楽しく読める一冊となっていますので、ぜひ手に取って読んでいただければ幸いです。
コメントをくださった平野先生、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
それでは、また次回の更新でお会いしましょう。
今後ともどうか「冒険販売部」をよろしくお願いいたします!